cinema talk #7
こんにちは、青山の美容師福島淳司です。
今日のcinematalk、ようやく見に行けました。
「007 NO TIME TO DIE」です!
(※公開中の作品です。なるべくネタバレなしで書きますが、無意識に話し込んでしまってたら本当すみません。笑)
以下、お気をつけてお進み下さい。笑
15年にわたってジェームズボンドを演じた、ダニエルクレイグの最終作。
コロナの影響で実に1年半も公開延期になってました。
いやー、シリーズファンとしてはもう、待ちに待った公開で、それだけでもう感無量でしたが、中身もやはり!素晴らしいものでしたね。
ダニエルクレイグはもちろん完璧なボンドだし、ラミマレックの悪役、安定の美レアセドゥ、ギャップ激萌えアナデアルマスなどなど。笑
キャストも素晴らしかったです。
ダニエルクレイグ版007は、常に新しいシリーズとしてのチャレンジの連続だったと思います。
21世紀の世の中に、果たしてどうスパイ映画を成立させていくのか。
これまでのシリーズと、いい意味で繋がりつつ、繋がりを持たせないような演出。
ある意味別物であるかのようなシリーズだったと思います。
最後まで、「007」というよりも、「ジェームズボンド」という1人の人間の物語。
だったような、素晴らしいシリーズでした。
本来は前作、スペクターでシリーズを終わらせる予定だったようですが、個人的には様々なタブーにも踏み込みつつ、この映画で終わらせてくれて良かったと思います。
キャリー監督が日系アメリカ人という事もあり、日本を意識したテイストや演出も多くあり、楽しめました。
過去作からのオマージュも、うまく取り入れられてて(女王陛下の007や、007は2度死ぬ、かな?)昔のボンドファンにも、挑戦しながらもある程度受け入れられるんじゃないかと思います。
もうダニエルクレイグ版ボンドが見れないと思うと寂しくもありますが、今後の展開にも期待しましょう!!
あとやはり、冒頭のジャマイカやイタリア、そしてなんといってもイギリス本国、など、、、
007って見てたら本当に色んなところに行ってみたくなるんですよね、、、笑
あんなに世界飛び回れて、うらやましい、、、(おいおい、命懸けの仕事やぞ。笑
以下、本作はもちろん、僕が思うダニエルクレイグ版ボンドシリーズへの考察、まとめてます。
絶対長くなる気がしますねこれ。笑
お好きな方、お時間ある方良かったら見ていってください!!
※(本作に関しては極力ネタバレなしでいきますが、過去作に関してはネタバレしてます。ご注意を!!)
「NO TIME TO DIE」
というタイトル。
初めは007シリーズ過去作の敵である、「ドクターノオ」とかけてるのかな〜?
(ノオ、死ぬ時だ!)
とか色々考えてましたが、公開してみたら意外にシンプルに、「今はその時(死ぬ時)ではない」ってそのままみたいですね。
ただマドレーヌと離れてから自堕落に過ごしてた期間など考えたら、ボンドが「こんなことしてる場合じゃないぞ!(死んだように過ごしてる時間はない)」って気づいたのかな〜なんて、やはり色々考えてしまいました。笑
作中でも、時間を意識したセリフがかなり出てきましたね。
色んな考え方をさせる、いいタイトルですね。
そしてそこに当てて見事な主題歌を提供してきたビリーアイリッシュ。
ダニエル版ボンドシリーズは、アデルやサムスミスなど、どれも主題歌めちゃくちゃ良かったですが、今作も素晴らしく色をつけてくれました。
またこれお兄さんが作ってるんですかね??
(調べてない。笑)
さて、冒頭でも書きましたが、ダニエル版ボンドは、過去作との繋がりに対して、挑戦の連続のシリーズだったと思います。
ダニエル以前のボンドシリーズでは、全作通して世界観が、「やんわり」繋がってて、組織としての「007」が主役の映画でした。
対してダニエル版では、1作目「カジノロワイヤル」において、ボンドが00の称号を得るところ、つまり、
「007」の誕生。
から描いてるんですね。
なんかもーこの時点でリセットされてる感めちゃありますよね。笑
リブート版とはいえ、別物やで?みたいな。
そして恐らくシリーズ通して初めて、完璧な続編作として、「慰めの報酬」が制作されました。
前作にて、愛するヴェスパーを失ったこと、その裏にあった様々な要素、深い悲しみ。
ボンドの内面をえぐるような描写や設定。
更にマニーペニーやQがまだ登場しない、、、
そしてサムメンデス監督に変わって制作された、「スカイフォール」と「スペクター」。
スパイとして外面も、また様々な出会いと別れを経て、内面も磨かれ洗練されたスパイ像を描いています。
往年の007を見ていた世代の方には、007についてのイメージって、
「めちゃ強!めちゃいい女抱く!めちゃメカニックすげえ!絶対正義!」
みたいなイメージあると思います。笑
でもダニエル版は、ことごとくそのイメージと戦ってます。
大きく言えることは、世の中の情勢が刻々と変化していて、もはやこの現代においてスパイ映画を成立させることが難しくなってきてるからなんですよね。
もちろん今も、僕らの知らないところで動いているスパイの人は、恐らく各国にいるんでしょう。笑
でも007がシリーズ映画として始まったのは1963年です。
原作小説に至っては、1953年です。笑
そりゃ約70年もあれば、世の中変わります。
今は冷戦中でもないし、今作で扱われてましたが、兵器なんて世界は今やウイルス兵器を製作してても何もおかしくないです。
(実際コロナも陰謀論とか、ありましたよね、、、)
そんな世の中において、スパイシリーズを続けていくには、新たなものを生み出さないといけないし、お約束は守りつつも、打破する所は変えていかないといけなかったんですね。
ダニエルクレイグ自身が、初の「金髪&青い目のボンド」として騒がれましたし、次回作以降は女性がボンドになるのでは?なんて話が出てます。
(実際、今作において007のコードネームはボンド退職から復帰の間、ラシャーナリンチ演じるノーミが付けてましたね??)
カジノロワイヤルから、慰めの報酬までは、ボンドのスパイとしての誕生と、成長を。
スカイフォールとスペクターでは、より成熟されたスパイとしてのボンドを。
そして今作においては、そのボンドの終わりを見事に描いています。
なんだかこうしてみると、やはり今までの「コードネーム007」のスパイストーリーとして見るよりも、「ジェームズボンド」という1人の男の成長物語。
のように感じるんですよね。
だってダニエル版ボンドは、結構やられるし、ボンドガールも強い人多いし、前半2作ではメカニックもカーチェイスも全然無いし。笑
今までのストーリーとは、やはり違う、人間味が溢れてるんですよね。
そしてそれは敵に対しても言える。
ダニエル版通して各映画にそれぞれ魅力的な悪役が登場します。
裏ではそれぞれ繋がりつつ、進んでいますが、基本的には別々の敵と対してます。
もちろん、世界の脅威として悪役は存在してるのですが、中身を見てみると、みんなボンドやMI6に対する私怨を抱いていたりして、なんか個人的な理由で悪に染まったキャラが多かったですよね。
そこもなんだか今風な感じがしますよね。
なんでって、世界征服!とか、核兵器!
とかって言われるより、今作みたいに、細菌兵器で、狙った人間だけを確実に殺すよ。
って言われる方が個人的にはより今っぽいし、怖いなって感じます。
その辺りも、時代に合わせて変えてきてるのかな〜なんて、想像してしまいました。
ふう、長いですね。言いたいこといっぱいあるんです。笑
うまく文章まとめられなくてすみません。笑
もう最後です。
さてここまで書いてきたように、ダニエル版は昔からのお約束事を守りつつ、現代風に解釈するために様々なチャレンジをして、打破しつつ絶妙なバランスで成立させ、最高の評価を受けてきたシリーズだったと思います。
ですが、今作ラストにおいて、最大のお約束破りをしましたよね。
ご覧になられた方なら、もちろんお分かりだと思います。
まずは最後のサフィンのアジトの島に対する処置ですが、日本とロシアの間にある島、との事で、そんな所にイギリスが勝ってにミサイル撃ち込む、なんてことしたらとんでもない外交問題になりかねないですよね。理由はさておき。
そして秘密裏に行動することが義務付けられてるスパイ活動において、あんなんモロバレもいい所ですからね。
まあ、Mもめちゃくちゃ躊躇してましたが。笑
そして最大のお約束破りは、ボンドのラストシーンですよね。
あれをやったことによって、映画としては僕は正直、めちゃくちゃ綺麗に収まったと思います。(不謹慎ですが。←これもネタバレか!?笑
ですがもうあれによって、「完全に独立したダニエルクレイグ版ジェームズボンド」
になりましたよね。
だってこのあと何食わぬ顔で、新たな俳優によるボンドが出てきたらおかしいですよね?笑
これまではやんわりと繋がってたシリーズでしたが、あのラストにより、ダニエル版ボンドは完全に独自の存在となりました。
暗黙のルールに対しての挑戦にも捉えられますよね。。
さて、これからシリーズはどう続くのでしょうか?
こんなに素晴らしいシリーズで15年も楽しませてもらいましたからね、きっと今後も素晴らしい展開がされることでしょう!!
今後も映画ファン、007ファンとして楽しみに見ていきたいと思います!!
長々とお付き合い頂きありがとうございました!
フリークの方、ぜひ語り合いましょう!!笑
そして007製作陣の皆さま、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました!!
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